2013年12月18日

第3の銃弾

ボブ・リー・スワガーの最新作は、何とJFK暗殺の謎に迫ります。
何で今更JFKなのかというと、今年は暗殺後50周年だから、ということのようです。
日本人にとってはあまりピンと来ない事件でしたが、アメリカ人にとってはトラウマとも言える出来事だったのでしょう。
丁度日本人にとっての赤穂浪士討ち入りのようなものでしょうか。
(そういえばスワガー・シリーズには赤穂浪士を題材にしたような作品もありましたw)
実は本作の大きな部分を、暗殺の真犯人の独白手記が占めます。
謎を犯人自らがバラすのってミステリとしてどうよ?と思って、前編を読んだ時点での星は2つにしました。

しかし後編になると真犯人vsボブの構図が鮮明になって、単にJFK暗殺の謎解きだけに終わらないところが、流石と言うべきでしょう。

とはいえ、見所のアクションシーンは最後の最後にチョロっと出てくるだけなので、アクションシーンを期待する向きには不満かもしれません。
(そしてミステリとしては、先に書いたように真犯人が謎をバラしちゃうので・・・・)

シリーズのファンとしてはこんな作品があっても許せる気はしますが、小説自体としては若干低調な出来という気もします。ふらふら


posted by マウザー at 22:21| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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