2014年05月01日

大航宙時代

身の置き場が無くなった青年がやむを得ず乗り組むことになった商船で、船員として働く内にどんどん頭角を現していって、という、まさに宇宙版『ホーンブロワー』の話で、作中にもC.S.フォレスターの名前が出てきます。

話の起伏は無いわ、身の回りには皆有能で、しかも気のいい人達ばかりだわ、寄港地で起こるイベントも都合が良すぎるわ、という感じです。
しかし、それを言うなら本家の『ホーンブロワー』も起伏の無さは似たようなもんですけど・・・・

また、交易に関する考証が中々しっかりしていて、興味のある人ならそれほど苦労なく読み進められるでしょう。
反面、主人公が乗るのが商船なため戦闘描写が一切無く、『ホーンブロワー』並みの戦闘シーンを期待するとガッカリするかもしれません。

もっとも、度重なる訓練の描写は次作以降の伏線だと思われるので、登場人物や物語基盤の説明に終始した本作の次の展開に期待です。


posted by マウザー at 22:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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